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2014年03月04日

神だのみと自然の力

今日はちょっと持病治療の検査の為にお仕事を休んで群大へ行ってきました。

神だのみと自然の力

世の中にはこんなにも具合が悪い人がいるのかと思う程の人・人・人・・・。

診察開始時間が8時半からなのに、8時には人で凄いことになってましたよ。

群大に行ったのは今回が2回目。

前回は午後までかかったのに今回はなんとか午前中に終了。

まあ想定内ですけどー。


さて、治療の方針も決まったことだし神だのみをしておきましょう。

というわけで、うちの奥様曰く、「あたしのパワースポット」という群大からほど近い「岩神稲荷神社」へお参りしてきました。

神だのみと自然の力

群大への道の途中いつも気になっていましたこの神社。

初めてお参りしました。

何が気になるって神殿裏のこの岩っ!!

神だのみと自然の力

街中でありながらこの岩の存在は圧巻です。

何でも願い事を叶えてくれそうでしょ?

この岩は「岩神の飛石」と言われているそうで・・・、説明は面倒なんで詳しくは下記の通りでございます。

神だのみと自然の力
「国指定天然記念物 岩神の飛石」
周囲が約60m、高さは地表に露出した部分だけで9.65m、さらに地表下に数mは埋もれているこの大きな岩は、「岩神の飛石」と呼ばれています。昔、石工がノミをあてたところ、血が流れ出したという伝説があります。岩は赤褐色の火山岩で、地表には縞のような構造も見えます。しかし大きさのそろった角ばった火山起源の岩や石が多い部分もあります。この岩は火口から溶岩として流れ出したものではなく、火口から噴出した高温の火山岩や火山灰などが冷えて固まってできたものと考えられます。
この地点より約8km上流の坂東橋の近くの利根川ぞいの崖では、10万年以上も前に赤城山の山崩れでできた厚い地層の中に同じ岩が認められます。このことから、この岩は赤城火山の上半部が無くなるほどの大規模な山崩れに由来することがわかります。さて前橋の街の地下には、「前橋泥流」と呼ばれる地層が厚く堆積しています。これは約2万年前に浅間山で起こった山崩れが、水を含んで火山泥流に変化して流れてできた地層です。この地層の中にも、岩神の飛石と同じような石が多く含まれています。またここは火山泥流の堆積後、平安時代以前までの間に、利根川が流れていたところでもあります。
これらのことから、この岩は現在の坂東橋のあたりの堆積していた地層の中から、約2万年前の火山泥流によりこの近くまで押し流されてきたものと思われます。さらにその後の利根川の洪水によって、今の場所まで運ばれてきたと考えられます。岩神の飛石は、私たちに前橋とその周辺の自然の歴史とその営みを教えてくれます。


飛石と言うくらいだから飛んできたかと思いきや、流されてきたものなんですね。

流れてきたとしても凄いですけどね。

そういえばこの岩に木々が生い茂っていたような記憶があったのですが・・・。

その代わりに所々切り株がありました。

もしかして先日の大雪で傷んでしまって切ったのでしょうか?

途中通りかかった敷島公園の赤松たちも所々折れたり倒れたりと大変なことになってましたしね。

岩にしろ雪にしろ自然の力にはかないませんなー。

自然の力にはかないませんが、僕の治療がうまくいく事は叶いますようにと願い、神社を後にしたのでした。



Posted by 弥乃助 at 19:19│Comments(0)
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